QNAP TS-509Pro導入

 今までBUFFALOのTeraStation ProとTeraStation Livingの二台構成を使用していたのですが、FullHDのDivX動画(SS|EXで撮ったもの)をTeraStation側に置いておき、それを見るとどうもカクついてしまうのが気になっていました。しばらくは仕方ないかー、ということで我慢して使用していたのですが、つい最近になってITmediaでQNAP製TS-409Proのレビュー(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0808/13/news007.html)が掲載されているのを見てしまいまして、静かみたいだし、冬にもリプレースしようかなあ、と思っていたわけです。
 そんなこんなしているうちに、その上位機種であるTS-509 Pro(http://www.unistar.jp/product/qnap/turbo_station/ts509pro/)が発売されました。Celeron 1.6GHzのCPUと1GB Memoryを搭載する、要するに小型PCのNASなのですが、その分価格も4万円くらい高く、二の足を踏んでいました。
 が、ここで物欲が収まることはなく、結局購入してしまいましたので(笑)取り急ぎベンチマークをお届けします。
 なおTS-509 Proは1TB×5(Seagate ST31000340NS)をRAID-6で使用、TeraStationはPro/LivingともにRAID-5で使用しています。
<ベンチマーク環境>
 CPU : Intel Core2Quad Q9300
 OS : Windows Vista Business SP1
 Memory : 2GB
 NIC : Marvell Yukon 88E8001/8003/8010 PCI Gigabit Ethernet Controller
 → JumboFrame 9014バイト設定
 注)クライアントは同一ですが、NASの接続に使用しているケーブルタイプ、ケーブル長はそれぞれ異なります。
   TeraStaion Living:フラットタイプ/CAT.6/2m
   TeraStation Pro:普通のUTPタイプ/CAT.5E/1.5m
   QNAP TS-509Pro:フラットタイプ/CAT.6/7m
 まずはTeraStation Living(JumboFrame:7K/Firm:1.14-左)、TeraStation Pro(JumboFrame:7K/Firm:1.22-右)のベンチマーク結果です。

20081128-HDD_TeraStationLiving.png 20081128-HDD_TeraStationPro.png

 実際に同じケーブル長、同じケーブルタイプでベンチマークをとってもTeraStation Proのほうが良い数字を出していますし、体感も少し早く感じます。
 続いてQNAP TS-509Pro(JumboFrame:なし/Firm:2.03-左)、あとは参考として取得したNetwork上にあるWindows XP/AthlonX2 BE-2350機のディスク(RAIDなし-中)、ローカルディスク ST3320613AS(RAIDなし-右)のベンチマーク結果です。

20081128-HDD_TS509Pro.png 20081128-HDD_WinXP.png 20081128-HDD_LocalDisk.png

 さすがにローカルディスクには勝てませんが、それでもTeraStationと比較しても倍以上の速度が出ています。
 もっともこれはベンチマークテストの結果なので、実際の転送はそこまでの速度はでない(Vistaのダイアログによると大体47MB/s~50MB/s程度)のですが、それでも十分早いことが分かります。また、先の”カクついていた”動画についても全く問題なく再生できるようになりました。
 それとダウンロードステーション(PC無しでNASがダウンロードを行う機能)が結構便利で、LinuxのCD/DVDイメージなどの比較的大きなデータをダウンロードするのによく使用しています。
 そんなTS-509 Proも、TeraStation2台よりは若干五月蠅いという欠点はあります。それでも十分静かなのですが、エアフローのための筐体内部の空洞、それに全面吸気口が比較的大きいので、そのせいなのかもしれません。
 またSeagate ST31000340NSも書き込みがゴリゴリと音を立てるタイプのディスクなので、正直あまりオススメではありません(^^; 二年保証にこだわらなければ(そもそも二年以上使いつづけ…ゲフンゲフン)静音/低発熱と噂のWesternDigitalのWD10EACS/EADSあたりを使用するのが、コストパフォーマンス的にも良いと思います。
 少し高い買い物ではありましたが、プチプチと途切れながらの動画を見ることが無くなったこともあり、非常に満足しています。
 今回もっとも後悔している点は、やはりBarracuda ES.2にこだわってしまったことでしょうか…ね^^;

いつも通り

 仕事がぼとぼと振ってくるのをどうやり過ごすかを考える日々が続いております。とはいえ、自分自身の要領が良くないのが原因なのでなんとも。
 さて、今回はいつもより短めでお送りします。
▼ EXILIMケータイ(W63CA)をさわってきました
 シンプル一括6万円という価格設定はどうなんだ、と思いつつ、まあせっかく展示開始されたので再び原宿のKスタに行って触ってきました。
 予想通りというかなんというか、W63Hとほぼ同じ動作感覚だったのですが、W63CAにプリセットされているケータイアレンジの「EXILIM」が比較的サクサク動く仕様になっているようで、すべてのプリセットが遅いW63Hと比較しても良いんじゃないかなと思います。
 とはいえ、個人的にもっとも気になるメインメニュー-待ち受け間の切り替えはほとんどW63Hと変わらずの状況なので、手持ちのW51H比でも遅く感じます。ただ、カメラのレスポンスはW51Hよりも早くなっていました。VGA 30fpsの動画撮影も出来るので、そろそろ買い換えても良いかなあとか思うのですが、やっぱり6万は…
 それからカメラの話も、被写体が動いていないので実際のところはどうなのか、とか、所詮WVGAごときの液晶パネルでは、ノイズも全部つぶれてしまうので、すべからく綺麗にしか見えないのは事実ではあります。この辺りは今週末以降、実写速報とか上がってくるんじゃないでしょうかね。
 あとはもう一つ許せないのは、簡易メモがメモボタンを押したときに表示されるメニューの一番上に無いことでしょうか。待ち受けにメニュー登録して使ってくれ、ということなんでしょうか。
▼ Core i7発売
 結局深夜販売にも行かずにのんびりとしてました。一応今日は様子を見てきたのですが、Core i7-920とかはもうちょっとで3万切るくらいのところまで来てるんですね。(ARKで30,800円でした)
 まあCPUは安くても、M/BがCPU以上の値段しますし、まだ対応するCPUクーラーもほとんど出てきていないので、もうちょっと様子を見るつもりではあります。
▼ すっかり忘れてましたが3ヶ月検診
 期日通りに行ったのにネタにするのを忘れてた、レーシック手術後3ヶ月検診ですが、なんとか両目とも1.5キープで突破しました。一年後は…多分厳しいんじゃないかなあとか^^;毎日PCのモニタとにらめっこしてますからねえ…
 さて、もうまもなく今年最後の月を迎えるわけですが、年末年始=ファット上等っつことでこれからも宜しくお願いいたします(?)