サブマシン(ゲーム、エンコード用途機)向けにCore i7-980Xを購入しました。
画像は左から巨大なパッケージ、Windows7のエクスペリエンスインデックス、3DMark06の結果となっております。
今回Core i7-980Xを購入するのに合わせて、電源ユニットも80PLUS認定品に変更したりしましたので、せっかくなので消費電力とCPU温度も比較してみました。
なお消費電力の測定には、APC社のUPS RS1200(http://www.apc.com/products/resource/include/techspec_index.cfm?base_sku=BR1200LCD%2DJP&total_watts=200)を、CPU温度測定にはHWMonitor(http://www.cpuid.com/hwmonitor.php)を使用しています。
<変更点>
CPU:Core i7-920 → Core i7-980X
※CPUクーラーはANDY SAMURAI MASTER+MAGMA FAN 12cmで変わっていませんが、グリスをGC-EXTREMEに変えました。920で使用していたグリスは失念してしまいました…(すいません)
電源:Scythe 鎌力4 Plug-in 650W 剛力短 Plug-in 500W → Seasonic SS-750KM 750W
2010.05.13追記:鎌力4は80PLUS電源でしたので再確認したところ、鎌力4ではなく剛力短でした。お詫びし訂正させていただきます。申し訳ありません。
<ベンチマーク結果>
SuperPI 1677万桁:6分25秒 → 5分02秒
3DMark06:14872(SM2.0:6232/HDR:6306/CPU:4612) → 16,675(SM2.0:6755/HDR:6413/CPU:7203)
<消費電力/温度比較> (室温 20度の環境下での測定)
アイドル時(Windows 7起動後 5分経過時点):195W 39度→ 170W 37度
SuperPI実行時の最大:226W 54度 → 203W 47度
3DMark実行時の最大:314W 67度 → 282W 57度
んで、せっかくなのでさらにVGAをGeForce 9800GTX+ 55nmからRADEON 5850に変更してみたところ、
3DMark06:21,226(SM2.0:8188/HDR:9365/CPU:7167)
消費電力:279W ※さらにアイドル時は150W
という大満足な結果となりました。
もう一つの主たる使用用途であるエンコードですが、MPEG-2 TS 1440x1080iソースからDivX 640×360への変換でちょうど1時間かかっていたものが37分に、DivX 1920×1080への変換で3時間20分かかっていたものが51分(!)に短縮され、当たり前ではありますが、i7-920とは雲泥の差となりました。(値段も、920購入当時と比較しても3倍しましたしね…)
もちろん自己満足の世界なので、だからどうした、とか、上には上が、といわれればそれまでなのですけれども、何かの参考になればと思います。
“ついカッとなった結果” に対するコメントはありません。