au夏モデル

 ものすごく久しぶりにKスタ(http://www.kds.kddi.com/)へ行ってau夏モデルのホットモックを触ってまいりました。久しぶりだった原因は、まあ新機種発表会が毎回お葬式状態だったから他ならないのですが、ハイスペック大好き人間として初のSnapdragon搭載機が出たからには行くしかないでしょってことで、久しぶりに個人的な感想をお届けします。
 恒例の留意事項ですけれども、以下はKスタ展示機(評価機)をいじった結果の個人的な感想であって、反応速度や体感は個人個人によって異なります。ご購入の前には出来る限りホットモックを触られることをオススメします。
 さてさて期待のKCP3.0ことSnapdragon搭載機ですが、当たり前ですがソフトウェア的な違いはKCP+と皆無で、まさに謳い文句(?)通り、”Snapdragonプラットフォームへそのまま移植したKCP+”です。なので基本的に出来ることに違いはありませんが、やはりなんと言ってもとにかく「サクサク」動いていて、今までのKCP+とははっきり言って雲泥の差という状態でした。au MediaTuner を使用したときや、あらゆる切り替え時に感じていたあのもっさり感は全く無く、KCP登場当時に発売されたW21Sを彷彿とさせるサクサク感は、auユーザーが待ち望んでいたことなんじゃないかなと。
 KCP3.0を搭載した機種としてはBRAVIA Phone S004REGZA Phone T004の二機種ですが、触ってみた限りメニュー構成は一緒のように感じました。特に個人的によく使用するメモ帳(「クリア/メモ」ボタン→「メモ帳」)が相変わらず一番下なのはちょっと気になります。他のメーカーでは一番上に来るモノもあるようなので、自由に並び替え出来れば良いんですけどね…
 そのほか、現在使用しているCA001と比較して違うこととして、マルチプレイウインドウは(やっぱり)無くなっていました。確か去年の秋冬くらいから無くなっていったかと思いますが、KCP3.0機でもこれは変わらずということのようです。もちろん今後復活する可能性はありますが、個人的には今まで一回も使ったことがないので無くても良い気がします。(もちろんKCP+機と同様、ブラウザ起動中にバックグラウンドでメールを開いたりとかはできます)
 KCP3.0の二機種で比較すると、見た目ではBRAVIA Phone、操作性ではREGZA Phoneという感じだと思います。BRAVIA Phoneは見た目の統一感というかスッキリ感というか、そういったところに秀でていますが、REGZA Phoneはなんかガッカリ感漂うケータイ(特にサブ液晶周りとカメラモジュール周り)ですし、反対にBRAVIA Phoneのシートキーはものすごく押しにくいけれども、REGZA Phoneのキーは非常に押しやすい、といった感じです。(ただREGZA Phoneで、エンターキーをおしても入力されないことがあったのはバグなのかそういうキーなのか不明でした)
 この二機種から選ぶとすれば、それほど携帯を使用しない自分としてもキーの打ちやすさは外せないので、REGZA Phone T004を選ぶことになると思います。
 長くなりましたので、後はKCP+搭載機をさっくりと。
 KCP+のブラッシュアップもだいぶ頑張ってきているみたいで、現在所有しているKCP+機CA001との比較でも、待ち受けとメインメニュー間の切り替えは早くなっていたような印象です。それでもやっぱり謎の引っかかりは感じてしまうので、そこは割り切る必要があるかもしれません。基本的にはほとんど現在発売済みの端末の焼き直しに防水を足しただけ、といえばそれまでなので、実際の端末価格で差がでるかどうか、というところでしょうか。
 各機種の特徴は公式の製品ラインアップ(http://au.kddi.com/seihin/)を見ていただきたいのですが、現物を見て気になった点として、展示機のCA005はすでに液晶にキー痕がついていたことで、これはちょっといただけないなあと…
 まとめとして、Snapdragon搭載機は、自分のような今まで端末がもっさりもっさり言っていた人には朗報じゃないかと思います。機能自体はほとんどKCP+と3.0で同じなので、あとは処理性能に目を向けるか、それとも好きなメーカー/デザイン/機能のモノを選ぶ、あとは価格次第、ということで問題ないと思います。

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