オンラインでApple Trade Inを申し込む場合のメリットとデメリット

iPhone 11 Pro

 現状利用しているアクセサリーを維持できるのが最後になるかも?ということで、iPhone 11 Pro に機種変更しました。
 普段は Apple Store でもない店頭買い取り店舗で買い取ってもらっているのですが、今回はせっかくなのでオンラインでの注文と合わせて Apple Trade In を申し込んでみましたので、そのメリットとデメリットをまとめます。

メリット

  • Apple 公式に提供される買い取りプログラムである
  • 近くに Apple Store が無くても(在宅でも)買い取り出来る

 やや無理矢理挙げている感はあるかもしれませんが、残念ながら自分にとってオンラインの Apple Trade In を申し込むメリットは、ほとんどありませんでした。


デメリット

  • Apple Store 以外の店頭買い取り店舗と比較すると、買い取り価格が安い
  • オンラインでの Apple Trade In は、買い取り価格が『返品』扱いで処理される
  • 返送パッケージが佐川急便の受取人確認サポートで送付されるため、返送パッケージの受け取りに公的証明書が必要
  • 梱包後の返送も佐川急便で送る必要があり、荷送り人は手書きする必要がある
  • 返送パッケージが簡素
  • 査定完了までが長い

 2 の「買い取り価格が『返品』扱いで処理される」ですが、これは「購入する新しい iPhone の本体価格からは買い取り価格が差し引かれない」ということを意味しています。つまり処理上は「新しい iPhone の本体価格」が通常通り請求され、その後「買い取り価格」が『返品』として返金されます。従って領収書を請求しても、買い取り価格を差し引いた額にはなりません。これは Apple Store 店頭での Trade In であれば、本体価格から差し引かれる(領収書も差し引いた額になる)そうなので、オンラインでの Trade In における制限、ということになります。
 4 については、同梱されている伝票がそのようになっているからで、せめて荷送り人が書かれた状態で同梱するように改善していただきたいところです。
 5 は写真をとっておけばよかったのですが、返送パッケージに含まれているのは、B5くらいのサイズの袋型エアーキャップと、箱の隙間を埋めるための紙で、通常であれば十分なのだと思いますが、かなり簡素な構成となっていました。
 6 は店舗買い取りばかり利用していると余計にそのように感じるのだと思いますが、今回は発売直後ということもあってか、結果のメールが届くまで2週間かかりました。


結論

 なるべく外に出たくない、あるいは人の多いところに行きたくない、ということでもない限り、オンラインの Apple Trade In を利用する必要性は無いと思います。
 買い取り価格だけのことを考えれば店舗での買い取りのほうが良いですし、査定も早い(Apple Store 店頭も価格はオンラインと同じになるらしいですが、査定そのものは早いそうです)ので、今後当方においてはオンラインで Apple Trade In を利用することはないでしょう。


あとから AppleCare+ を申し込む場合の注意

 本体注文と合わせて購入することの多い AppleCare+ ですが、SIM フリーモデルでは購入後30日以内ならばあとから iPhone 本体での操作で Apple Care+ を申し込むことができます。
 今回はそれも試してみたのですが、当初は青色の!マークとともに、「申し訳ありませんが、リクエストを処理できませんでした」と表示され、うまく購入手続きが行えませんでした。
 オチは「郵便番号にハイフンが必須」というもので、ハイフンなしでも住所が自動的に補完されるにも関わらず、それではダメということです。
 あとから AppleCare+ を申し込む場合、本体購入時と異なるカードを指定することができるなどの柔軟性はあるのですが、見た限りこの制限はどこにも記述がなく、後日送られてきたサーベイでは改善していただきたい点として記述しましたので、今後の改善に期待したいところです。

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