Creative HN505-BK

 Creativeの格安ノイズキャンセリングヘッドフォンの黒モデルが発売(http://www.iodata.jp/news/2005/06/hn505-bk.htm)されていたので購入&簡易レビューをば。
 ちなみに通常時は、Audio-technica ATH-AD700(オープンエア)とSHURE E2c(インナーイヤー)を、プレイヤーはCOWONのiAUDIO M3(Effect系は全てOff)を使用しています。
【筐体編】
 筐体の安っぽさはそのままですが、色が黒になって落ち着いた感じになりました。白に比べて圧倒的に外でも付けられるデザインになったのではないでしょうか。
 ホールド感は結構あるので、やわらかめのものが好きな人には嫌われるかもしれませんね。
 マイクや回路も全てヘッドフォン本体に内蔵されているのは◎。(その分146gと重くはなっていますので、どちらを取るかは好みによると思います)
【ノイズキャンセリング編】
 スイッチを入れると、低音系ノイズがばっさり無くなる感じは結構快感です。意外にノイズ多いんだなあと驚くことしきり。
 ただ、逆相の波を出しているためか、なんともいえない圧迫感というか気持ち悪さを感じます。(コレはどんなノイズキャンセリングヘッドフォンでも感じるようで、慣れの問題のようです)
 ノイズキャンセリングをONにするとホワイトノイズが乗りますが、静かなところでは気になる、という程度です。ノイズキャンセリングを使うような箇所では気にならないでしょう。
【音質編】
 色々コミで4,980円相応の音質ですね。再生周波数帯域が20Hz~17kHzと狭い(※)せいか、それとも低音が増幅して聴こえるせいか、明らかに高音が足りません。mp3形式の音をメインで聴いているので関係ないでしょ、とか思っていましたが全然甘かったです。
 個人的な部分ですが、前述の通り低音が増幅されたように聴こえるのはあんまり… もうちょっとフラットなほうが好みなんですが。(この辺はエージング掛ければ変わるかも?)
※ いつまでたっても輸入されてこないSenheiserのPXC300も8~21.5kHz、AKG K28NCは12Hz~28KHzとなっているので、ノイズキャンセリング系のヘッドフォン・イヤフォンは(カタログスペックだけなら)おおむね周波数帯域が狭いようです。
※2 といっても、iAUDIO M3自体の再生周波数が20Hz~20kHzなので、HN505でなければ大丈夫、ということになりますが。
【まとめ】
 5段階で2。音質のガッカリ感を、安さで相殺できるか微妙なところです。
 ただやはり好みがあるので、人によっては全然OKといえるでしょうし、他社製品では5,000円を切るものがありませんから、コストパフォーマンスという点ではかなり良いのではないでしょうか。
 また、インナーイヤーフォンでは遮音性能が高すぎて危険、という人にもいいかもしれませんね。

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