Core i7-920

 様々な誘惑に負けてしまいました…

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画像は左から購入物品、Windowsエクスペリエンス、H.264エンコード中のCPU-ZとCoreTemp

 ということで主たる使用用途であるところのエンコード比較をば。
 幸いなことに前回FIRECODER bluのベンチマークで使用した素材がありますので、これを使用してみました。ただし諸般の事情により、全く同じOSではないのでご注意ください。
 なお使用したエンコードソフトウェアは前回同様、TMPGEnc 4.6.3.268です。
■元データ情報(前回と同じものです)
 1440x1080iのHDVテープをEDIUS 5でキャプチャした、Canopus HQ CodecのAVIファイル(※SS|EX Vol.4で撮影していた動画です)をエンコードしてみます。
映像コーデック:Canopus HQ Codec(オンライン-標準)
音声コーデック:非圧縮WAVE 44.1kHz
ファイルサイズ:3,093,904,724 バイト(2.88GB)
クリップの長さ:4分30秒
■Core2Quad Q6600(定格動作)でのエンコード
<エンコード環境>
M/B : ASUS P5B-E
Memory : DDR2-800 1GB×4(ただしMemory Remapにより2GBしか使用していません)
OS : Windows Vista Service Pack 1
H.264へのエンコード時間(前回のデータより):17分51秒
DivXへのエンコード時間(前回のデータより):28分20秒
※DivXへのエンコードは、TMPGEnc内蔵のエンコーダを使用しています。
■Corei7 920(定格動作)でのエンコード
<エンコード環境>
M/B : MSI ECLIPSE SLI
Memory : DDR3-1066 1GB×3
OS : Windows Vista Service Pack 2β
H.264へのエンコード時間:11分27秒(Q6600比:64%)
DivXへのエンコード時間:16分54秒(Q6600比:60%)
※DivXへのエンコードは、DivX 6.8.5製品版のエンコーダを使用しています。
 実写動画なので、DivXにするメリットはあまりなかったりもするのですが一応比較してみました。Q6600での比較で6割程度になっているあたり、かなり速度が向上していることが見受けられます。もっともこれくらいであれば、圧倒的にSpursEngineのほうが早い(SpursEngineでは最長で3分29秒)ということも、面白いデータなのではないかなと思います。
 ここで何故エンコーダがTMPGEnc内蔵なのとそうでないのが分かれているのか、ということをご説明しますと、何故かTMPGEnc内蔵DivXエンコーダで、同じソース画像を食わせると、エンコードの最後でアプリケーションエラーとなり、正確なデータが取れないからで、やむなくこのような方法になってしまいました…
■オマケ
 ところである意味本編になりかねない、ソースが24分程度のアニメ動画についても比較してみました。
 コーデックは同じくCanopus HQ Codecで、クリップの長さだけが異なります。また出力フォーマットは1920×1080ではなく、640×360のSD画質にしてみました。
Q6600でのDivXエンコード時間(Q4):41分41秒
i7-920でのDivXエンコード時間(Q4):32分35秒(78%)
※これはともに内蔵エンコーダを使用
 興味深いのは、このときCPU負荷率が(1スレッドを除いて)30%程度であったところで、ハードディスクがボトルネックになっている可能性があることです。この辺りはもう少しなんかやってみるかもしれません(笑)
■まとめ
 エンコード目的でDivXなどのソフトウェアエンコードを行う場合は、Core i7を使わない手はないような気がします。もっとも、手頃なマザーの登場とメモリの値段が下落しているとはいえ、7~8万円かかるあたりはまだまだかなあ、と思ったりもします。普段使いだったらAMD 780G+TDP45WのAthlon X2で十分ですし、コストパフォーマンスは最高ですからね。
 ところで気になっていた騒音と発熱についてなのですが、CPUファンであるASUS Triton81を100%フル稼働させると(轟音ではないにせよ)なかなかの騒音となります。ただ、回転速度を50%くらいに落とすと静かになりますし、そのときの温度は室温20度くらいで38度程度、H.264でのエンコード時は60度程度ですので、思ったほど熱くも五月蠅くもない感じでした。
 ただ、うちの環境だけなのかもしれませんが、NVIDIAのCUDA対応ドライバをインストールすると、何故か次から二度とOSが立ち上がらなくなる(起動直後にハングする)現象に悩まされています。もっとも「前回正常起動時の構成」で起動できるので問題はなく、また幸い使用しているのがGeForce 8800GT(G92コア)なので、古いバージョンのドライバを使用することで解決しているのですが、原因がさっぱり分からず… 今使用している8800GT固有の問題であると根拠なく判断して、GTX260の新コアをつっこんでしまおうか、なんてエンドレスな状態になっています(笑)
2008.12.28追記:
 結局9800GTX+にしてみましたが、やはり同様の事象が発生しています。色々検証してみた結果、どうもCore i7+GeForce(Release 177以上)+HDRECSの組み合わせがいけないようで… トムカノユーザーフォーラムでも書いた(同名のH/Nが使用されていたので、適当に思いついた名前になってます^^;)のですが、年明けにもユーザーサポートに投げてみようかと思います。
 ちなみに9800GTX+の場合、Guru3DでForceware 175.70をダウンロードしてインストールすることで回避できます。GTX260/280は177以上しか無いようなので、もしかしたら駄目かもしれません。

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