ROG XG Mobile (2025) RTX5070Ti Laptopモデル(GC34R)のベンチマーク

ROG XG Mobile (2025)

 現状はホスト側で Thunderbolt 5 や USB4 V2 がほとんど普及していないうえに所有もしていないので、ロマン系周辺機器なんだろうな~と思っている ASUS ROG XG Mobile (2025) ですが、その RTX5070Ti Laptop モデル(GC34R)を購入しましたので、色々ベンチマークを取ってみました。
 といってもすでに大手ニュースサイトやブログで紹介されているものがあるので、なんでわざわざ?という話も出てくると思うのですが、出力方式には ROG XG Mobile での Thunderbolt 5、DisplayPort、HDMI に加えてホスト側の出力もあるので、一体どれならボトルネックになりづらいのか、ボトルネックになったとしてそれは許容できる範囲か、などの情報が何処にも無いなと思ったので色々と試してみることにしました。

比較構成

 メインは ROG XG Mobile との親和性の良さが謳われているかもしれない? ASUS ROG Xbox Ally X (2025) に接続してどうか、というテストなのですが、手元には Thunderbolt 4 をサポートする RTX4080 Laptop を搭載した HP OMEN16 の Intel 13700HX モデルがありますので、内蔵 RTX4080 Laptop、さらに OMEN16 の Thunderbolt 4 に ROG XG Mobile を接続してどうなるか、同じ VRAM 容量の、デスクトップ版 RTX4070Ti とも参考比較してみます。
 参考情報として、RTX5070 Ti Laptop 搭載ノートのベンチマークが PC Watch に上がっていましたので、そちらとも比較できるかもしれません。
 なお、ROG XG Mobile には DisplayPort、USB-C、HDMI の3つの出力系統があるのですが、何故か当方の環境では HDMI 出力でディスプレイに出力すると安定しなかったため(具体的には 3DMark の SolarBay が落ちる)、今回のベンチマークでは割愛しています。
 またベンチマークの出力解像度は全てそろえていますが、外部ディスプレイ接続時の解像度は異なり、ROG XG Mobile および OMEN16 が 3440×1440、RTX4070 Ti Desktop が 3840×2160 となっています。本気でやるなら全部フルHDのディスプレイに繋げて検証するべきですが、そういったものはプロにお任せしたいところですし、そもそも機種間で構成が何もかも異なるので、その辺りはご了承ください。

  • ASUS ROG Xbox Ally X (2025) 本体のみ
    AMD Radeon 890M(16CU)(ドライバーバージョン 25.10.25.27)
    VRAM 割り当て 10GB
    17W(バッテリー稼働時のデフォルト)、25W、35W 本体ディスプレイ出力、35W DP-Alt 出力
    Windows デスクトップモード
  • ASUS ROG Xbox Ally X (2025) + ASUS ROG XG Mobile
    NVIDIA GeForce RTX5070Ti Laptop(ドライバーバージョン 572.97)
    Ally X 本体ディスプレイ出力、XG Mobile の DisplayPort 出力、XG Mobile の USB-C 出力(ディスプレイ側に USB ハブ機能有り)、Ally X の DP-Alt 出力、Ally X の USB-C 出力(ディスプレイ側に USB ハブ機能有り)
  • OMEN16 Intel 13700HX + ASUS ROG XG Mobile
    NVIDIA GeForce RTX5070Ti Laptop(ドライバーバージョン 591.44)
    OMEN16 の Thunderbolt 4 ポートに接続、もう一つの Thunderbolt 4 ポートには Dock を接続
    XG Mobile の DisplayPort 出力、OMEN の HDMI 出力
    ※ 当方は OMEN16 のディスプレイパネルを閉じて使用しているため、OMEN16 の本体ディスプレイ出力はテストしていません。
  • OMEN16 Intel 13700HX 本体のみ
    NVIDIA GeForce RTX4080 Laptop(ドライバーバージョン 591.44)
    NVIDIA Optimus 利用
    Default(100W) HDMI出力、Performance(145W) HDMI出力
    ※ 当方は OMEN16 のディスプレイパネルを閉じて使用しているため、OMEN16 の本体ディスプレイ出力はテストしていません。
  • Ryzen9 7950X3D デスクトップ
    NVIDIA GeForce RTX4070Ti Desktop(ドライバーバージョン 591.44)


使用するベンチマークソフト

 今回使用するベンチマークソフトは以下の5本で、設定があるものは併記しています。
 またベンチマークデータは一発取りですので、何度か試行すると結果が変わる可能性はあります。

  • 3DMark – SteelNomad、SolarBay、TimeSpy、FireStrike Extreme、FireStrike
  • モンスターハンターワイルズ ベンチマーク(現在は提供終了) – フルHD、ウインドウ、ウルトラ、フレーム生成無効
  • ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー ベンチマーク – フルHD、ウインドウ、最高品質、FSR または DLSS(60fpsを下回った時に適用、FSR時のダイナミックレゾリューションは無効)
  • ファイナルファンタジー15 ベンチマーク – フルHD、ウインドウ、高品質
  • ForzaHorizon5 ベンチマークモード – フルHD、ドライバーによるフルスクリーン、エクストリームプリセット
お詫び
 ForzaHorizon 5 のベンチマークで、Ally X + XG Mobile の組み合わせ時に V-SYNCH をオンでデータを取得していたため、データの取得し直しを行った関係上、OS バージョンに差異があります。FPS は VARIABLE に設定していたので、結果的にデータ上問題は無いどころか、むしろ一部低下した箇所もあったのですが、Windows バージョンも一部異なる結果となってしまったことをお詫びいたします。


3DMark

比較対象 SteelNomad (%) SolarBay (%) TimeSpy (%) FireStrike Extreme (%) FireStrike (%)
Ally X – 17W 589 0.00% 15759 0.00% 3356 0.00% 4542 0.00% 9171 0.00%
Ally X – 25W 605 +2.72% 16643 +5.61% 3527 +5.10% 4799 +5.66% 9624 +4.94%
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 591 +0.34% 16692 +5.92% 3656 +8.94% 4893 +7.73% 9907 +8.03%
Ally X – 35W DP-Alt 586 -0.51% 16192 +2.75% 3576 +6.56% 4806 +5.81% 9644 +5.16%
XG – Ally X 本体ディスプレイ 3419 +480.48% 55136 +249.87% 14502 +332.12% 18016 +296.65% 31271 +240.98%
XG – DisplayPort 3424 +481.32% 68212 +332.84% 15719 +368.38% 18775 +313.36% 36886 +302.20%
XG – USB-C Hub 3264 +454.16% 39686 +151.83% 13423 +299.97% 14919 +228.47% 22300 +143.16%
XG – Ally X DP-Alt 3424 +481.32% 39896 +153.16% 15887 +373.39% 19780 +335.49% 38865 +323.78%
XG – Ally X USB-C Hub 3268 +454.84% 39746 +152.21% 13590 +304.95% 15103 +232.52% 22675 +147.25%
OMEN16 – XG – DisplayPort 3513 +496.43% 69758 +342.65% 14698 +337.96% 18264 +302.11% 31783 +246.56%
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 3205 +444.14% 35501 +125.27% 10393 +209.68% 13473 +196.63% 18835 +105.38%
OMEN16 (Default) 3228 +448.05% 58443 +270.85% 13726 +309.00% 17436 +283.88% 35409 +286.10%
OMEN16 (Performance) 3865 +556.20% 74140 +370.46% 17332 +416.45% 21149 +365.63% 43156 +370.57%
RTX4070Ti Desktop 4997 +748.39% 107184 +580.14% 22052 +557.09% 26204 +476.93% 52366 +471.00%


 まず定番の 3DMark です。
 まず Ally X 単体では TDP により数パーセント程度の差しかありませんが、ポータブルモードでベンチマークソフトだけを動かすことはないので、ここは参考情報程度でしょう。
 XG Mobile を接続した場合は大幅に向上しており、USB4 の 40Gbps という帯域に絞られながらも OMEN16 の RTX4080 Laptop (Default) を超えるスコアを記録する接続形態もあり、わずかながらも TDP の違いを見せつけた格好になっています。安定してスコアが高いのは XG Mobile の DisplayPort 接続でした。Ally X のもう一つの USB ポート、または XG Mobile の USB ポートを使用すると、スコアが下がる傾向にありますが、利便性という意味では捨てがたいところで、USB4 V2 や Thunderbolt 5 で改善されることに期待したいところです。
 OMEN16 と XG Mobile の組み合わせでは Thunderbolt 4 接続になりますが、概ね USB4 と同等の性能を示しています。
 OMEN16 単体の Default (100W) では TDP の違いで XG Mobile には劣勢である一方、Performance (145W) では大幅に性能が向上します。ただし Performance (145W) の騒音はなかなかのものなので、密閉型ヘッドフォンを使う必要はあると思われます。
 そしてこれらは同じ型番ではありますが、CPU が 3D VCache 搭載の 7950X3D であることを差し引いても、帯域も TBP も大幅に異なるデスクトップ版 RTX4070Ti とは全く比較にならないことが見て取れます。


モンスターハンターワイルズ ベンチマーク

比較対象 スコア (%) 平均FPS (%)
Ally X – 17W 5900 0.00% 16.58 0.00%
Ally X – 25W 6100 +15.49% 19.87 +19.84%
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 7434 +26.00% 21.78 +31.36%
Ally X – 35W DP-Alt 7325 +24.15% 21.50 +29.67%
XG – Ally X 本体ディスプレイ 17204 +191.59% 50.54 +204.83%
XG – DisplayPort 17162 +190.88% 50.73 +205.97%
XG – USB-C Hub 13657 +131.47% 40.67 +145.30%
XG – Ally X DP-Alt 17477 +196.22% 51.5 +210.62%
XG – Ally X USB-C Hub 17409 +195.07% 51.1 +208.20%
OMEN16 – XG – DisplayPort 19627 +232.66% 59.63 +259.65%
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 20422 +246.14% 60.61 +265.56%
OMEN16 (Default) 23424 +297.02% 69.05 +316.47%
OMEN16 (Performance) 26791 +354.08% 78.76 +375.03%
RTX4070Ti Desktop 35062 +494.27% 102.96 +520.99%


 実際のゲームベンチ、としてすでに公開終了しているものを利用するのもちょっと抵抗感はあったのですが、せっかくデータをとったこともあり掲載することにしました。
 まず Ally X 単体では 3DMark と異なり、TDP の変更によって一定の効果が得られていることが分かります。とはいえウルトラプリセットでは全く歯が立たないのは致し方ありません。
 XG Mobile を使うと、フレーム生成を使わなくてもなかなかの性能が出せるようになり、加えてフレーム生成を使用すればなんら問題なく遊べることになるでしょう。
 3DMark ではほぼ同等だった OMEN16 + XG Mobile (Thunderbolt 4) は、ドライバーのバージョンが異なることもあってか明確に差が出ているのも面白いところです。ASUS さんには、ドライバーの更新頻度を上げることを期待したいところです。
 OMEN16 単体(RTX4080 Laptop)は XG Mobile を上回っており、PCI Express x8 接続の面目躍如となりました。
 そしてデスクトップ版の RTX4070Ti には、当たり前ですがいずれも叶いません。


ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー ベンチマーク

比較対象 スコア (%) 平均FPS (%) 最低FPS (%)
Ally X – 17W 4186 0.00% 29.65 0.00% 18 0.00%
Ally X – 25W 4541 +8.03% 32.03 +8.03% 18 0.00%
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 4704 +12.37% 32.90 +10.95% 19 +5.56%
Ally X – 35W DP-Alt 4670 +11.56% 32.86 +10.84% 19 +5.56%
XG – Ally X 本体ディスプレイ 12313 +194.15% 93.74 +216.15% 40 +122.22%
XG – DisplayPort 12853 +207.05% 100.23 +238.03% 39 +116.67%
XG – USB-C Hub 12348 +194.98% 93.60 +215.66% 41 +127.78%
XG – Ally X DP-Alt 12657 +202.37% 96.01 +223.79% 40 +122.22%
XG – Ally X USB-C Hub 12143 +190.09% 92.70 +212.64% 38 +111.11%
OMEN16 – XG – DisplayPort 17151 +309.72% 124.58 +320.18% 28 +55.56%
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 14980 +257.86% 106.08 +257.77% 52 +188.89%
OMEN16 (Default) 18617 +344.74% 133.06 +348.76% 68 +277.78%
OMEN16 (Performance) 21492 +413.43% 157.36 +430.71% 67 +272.22%
RTX4070Ti Desktop 29798 +611.85% 205.85 +594.26% 101 +461.11%


 FF14 黄金のレガシーベンチマークでは、なかなか面白い結果がでました。なお平均 FPS の値は小数点以下第3位で四捨五入していますが、増減のパーセント値は四捨五入していない元の値を利用していることにご留意ください。
 Ally X 単体は、やはり TDP を変更することによって平均 FPS という観点では一定の効果が得られてる一方で、最低 FPS はほとんど変化がなく、この設定ではどうにもならないことが見えます。
 XG Mobile を使うことで、最高設定でも問題なく遊べるスコアが出るようになる一方、最低 FPS に関しては伸び悩んでいるような印象があります。
 それが顕著だったのが OMEN16 + XG Mobile (Thunderbolt 4) の組み合わせで、XG Mobile の DisplayPort 接続時には最低 FPS が大幅に落ち込んでいます。この数字自体はたまたま出た値、あるいは OMEN16 のもう一つの Thunderbolt 4 ポートに Dock を接続しているために発生している可能性はありますが、OMEN16 の HDMI 経由で出力させたときに極端な落ち込みが無かった点は気になるところです。
 その点 OMEN16 単体(RTX4080 Laptop)は安定しており、Thunderbolt 4 / USB4 経由で外付け GPU を利用する場合のデメリットが顕在化した印象です。
 デスクトップ版の RTX4070Ti は、この比較では圧倒的な差と言って良いでしょう。


ファイナルファンタジー15 ベンチマーク

比較対象 スコア (%)
Ally X – 17W 2948 0.00%
Ally X – 25W 3291 +11.64%
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 3447 +16.93%
Ally X – 35W DP-Alt 3430 +16.35%
XG – Ally X 本体ディスプレイ 10647 +261.16%
XG – DisplayPort 10952 +271.51%
XG – USB-C Hub 9841 +233.82%
XG – Ally X DP-Alt 10776 +265.54%
XG – Ally X USB-C Hub 10658 +261.53%
OMEN16 – XG – DisplayPort 11661 +295.56%
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 9360 +217.50%
OMEN16 (Default) 12600 +327.41%
OMEN16 (Performance) 15183 +415.03%
RTX4070Ti Desktop 19416 +558.62%


 FF15 ベンチマークも、おおむね同様の傾向となっています。
 Ally X 単体は、TDP なりのスコア変動がみられるものの、高設定には太刀打ちできません。
 そして XG Mobile を使えば、高設定でも問題なく遊べるようになります。
 OMEN16 + XG Mobile (Thunderbolt 4) では、ドライバーバージョンの違いによるものかどうかは不明ながら、DisplayPort 接続時に Ally X (USB4) で利用した時よりも良いスコアとなっていましたが、やはりほかのベンチマーク実行中に比べると若干カクツキが目立っていた印象です。
 OMEN16 単体(RTX4080 Laptop)、デスクトップ版の RTX4070Ti は順当なスコアとなっています。


ForzaHorizon5 ベンチマークモード

比較対象 FPS (%)
Ally X – 17W 33 0.00%
Ally X – 25W 33 0.00%
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 39 +18.18%
Ally X – 35W DP-Alt 39 +18.18%
XG – Ally X 本体ディスプレイ 87 +163.64%
XG – DisplayPort 89 +169.70%
XG – USB-C Hub 63 +90.91%
XG – Ally X DP-Alt 89 +169.70%
XG – Ally X USB-C Hub 86 +160.61%
OMEN16 – XG – DisplayPort 91 +175.76%
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 81 +145.45%
OMEN16 (Default) 111 +236.36%
OMEN16 (Performance) 137 +315.15%
RTX4070Ti Desktop 162 +390.91%


 ForzaHorizon 5 ベンチマークモードでも同様の傾向ですが、他と異なり Ally X 単体が踏ん張っています。
 Ally X 単体は、17W と 25W の差はなく、35W ではやや改善します。しかし 17W でもこれまでと異なりスムーズに動作していた印象で、エクストリームプリセットであっても平均 30FPS を超えるあたり、相性の良さを伺わせます。
 XG Mobile を使うことにより、このプリセットでもよい成績が出せるようになります。
 OMEN16 + XG Mobile (Thunderbolt 4)、OMEN16 単体(RTX4080 Laptop)、デスクトップ版の RTX4070Ti はこれまでと同様の印象です。

 「特に Thunderbolt 4 接続時にカクツキが目立っていた印象」といってもあくまで印象でしかないので、ここで ForzaHorizon 5 のスタッター数も比較してみましょう。

比較対象 スタッター数
Ally X – 17W 0
Ally X – 25W 0
Ally X – 35W 本体ディスプレイ 0
Ally X – 35W DP-Alt 0
XG – Ally X 本体ディスプレイ 27
XG – DisplayPort 33
XG – USB-C Hub 39
XG – Ally X DP-Alt 25
XG – Ally X USB-C Hub 30
OMEN16 – XG – DisplayPort 56
OMEN16 – XG – OMEN HDMI 21
OMEN16 (Default) 5
OMEN16 (Performance) 4
RTX4070Ti Desktop 3

 OMEN16 の Thunderbolt 4 から XG Mobile の DisplayPort を接続して表示した際、スタッター数が異様に多くなっています。

 長くなってしまいますが、ベンチマーク グラフも比較してみましょう。
※ Ally X + XG Mobile で OS バージョンが異なっていますが、これはこの文章を書いている最中に V-SYNCH オンで取得していたことに気がつき、データを取り直したことによるものです。その結果、FPS 値としては同じか、または低下しました。

Ally X - 17W

Ally X – 17W


Ally X - 25W

Ally X – 25W


Ally X - 35W 本体ディスプレイ

Ally X – 35W 本体ディスプレイ


Ally X - 35W DP-Alt

Ally X – 35W DP-Alt


XG - 本体ディスプレイ

XG – 本体ディスプレイ


XG - DisplayPort

XG – DisplayPort


XG - USB-C Hub

XG – USB-C Hub


XG - Ally X DP-Alt

XG – Ally X DP-Alt


XG - Ally X USB-C Hub

XG – Ally X USB-C Hub


OMEN16 - XG - DisplayPort

OMEN16 – XG – DisplayPort


OMEN16 - XG - OMEN HDMI

OMEN16 – XG – OMEN HDMI


OMEN16 (Default)

OMEN16 (Default)


OMEN16 (Performance)

OMEN16 (Performance)


RTX4070 Ti Desktop

RTX4070 Ti Desktop


 全般的に、USB4 接続にしろ Thunderbolt 4 接続にしろ、XG Mobile では FPS の変動幅が大きいことが見えると思います。加えて XG Mobile で USB デバイスを接続すると、帯域が圧迫されるためかパフォーマンスがそれなりに低下しているように見受けられます。


まとめ

 今回のテスト結果を受けた、Ally X と XG Mobile の組み合わせでどの接続形態が良いのかについては、以下のいずれかが良さそうです。

  • ・XG Mobile は DisplayPort のみを使用、周辺機器類は Ally X 本体のもう一つの USB ポートを利用
  • ・XG Mobile には何も接続せず、周辺機器やモニター出力は Ally X 本体のもう一つの USB ポートを利用
  • ・素直に Ally X と XG Mobile のみの組み合わせで利用
 普段使用している環境から大幅に変更したくなかったので、今回は Thunderbolt 4 ポートに XG Mobile だけを接続したテストや、OMEN16 本体ディスプレイに表示させた場合のベンチマークは取得しませんでしたが、色々工夫することで改善できるのかもしれません。

 なお XG Mobile 自体の個人的評価ですが、簡単にまとめると以下のような感じです。(購入当初は価格が高いかも、と思っていたのですが、昨今の情勢では、やや妥当なレベルに感じられるようになってしまいました…)
良いところ:
  • ・基本的にはどのように接続しても、それなりの性能向上が得られる(ただし過度な期待は禁物)
  • ・このカテゴリーの製品で、NVIDIA 製 GPU のものは久しぶりであり、現状ほぼ唯一無二の存在
  • ・電源が内蔵されており、巨大な AC アダプターは要らない(ただし電源ケーブルは太い、具体的にはデスクトップ PC の電源ケーブルと同じ)
  • ・Thunderbolt 5 ケーブル一本で最大 100W まで電源供給が可能
  • ・騒音は薄型ゲーミングノートパソコンよりは若干マシ(静かというわけではない)

いまいちなところ:
  • ・性能的なことも含めて、まだ安定しないことがある(性能面では気になるかどうかはゲーム次第、接続したまま Ally X を起動するとクラッシュしたり、スリープ状態で接続するとそのままハングすることもある)
  • ・ドライバーの更新頻度が遅い(NVIDIA 標準のドライバーを入れることも出来るが、591.44 では認識したりしなかったりした)
  • ・売り文句に挙げられているほど静かではないので設置場所を気にする必要があるが、現時点で Thunderbolt 5 で 1m を超えるケーブルは発売されていない
  • ・ホスト側が Thunderbolt 5 や USB4 V2 に対応しているものはほぼ無い(あっても RTX5070 などを搭載しているので、XG Mobile を接続する意味が無い)

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